GEISAI BLOG
上村ゆかこ
ネオテニイの成長記録
 アーティスト名:
上村ゆかこ
日本の成人女性の内側で進化の道を突き進むネオテニイの「もへ」の成長を記録、観察しています。 ネオテニイって何?って方は下記の当方ウェブページをご覧下さい。 主な活動はウェブ上で経過報告とネオテニイの概念の普及とネオテニイの発掘。 GEISAI#11では中間報告としての大型の作品と記録ファイルを展示しました。 #12の申し込みも完了済。このブログ、#12まで継続して使えるようなので、これからも引き続きよろしくお願いします!#12は趣向を変えて、今までの進化が一望できる展示を予定。是非遊びに来てください。 GEISAIブログは全体的にコメントのやりとりが少ないですが、今後は是非書き込みをして盛り上げていきましょう☆ HP;http://girl.pya.jp/neoteny/
出展履歴:
GEISAI #12/ブースNo.B-048
GEISAI #11/ブースNo.E-016
GEISAIミュージアム #2/ブースNo.F-156
GEISAI #10/ブースNo.C-035

ガールズアート破壊宣言!:主婦アーティスト、決起せよ☆
終わりましたね…。
脱け殻です。

うっかり魂を脱け殻に残さないように、
部屋を掃除して剥きたてのあたらしいボディに気持ちを入れ替えなければいけません。

だって#12申し込んだんですもの。
とりあえずいつもどおり1ブース(壁なし)だけ。

次回のプランは場所を取る方法なので、旦那が許せば2ブースに拡大したいんですけどね。
自分も働いているとはいってもお金はお互い自分だけのものじゃないのは結婚している身の弱みでもあるので。

かつては残高1000円未満でも平気だったのに…。
今はまだ見ぬ誰かに備えるのも仕事のうちです。

こんなふうに、結婚すると失う物が増えるので独身のように何もかも絵に…
という覚悟はできないけれど、何も失えない人間なりの覚悟もあります。

去年の大河ドラマ「風林火山」の中の台詞で
甘利(子持ち)が勘助(生涯独身)に言った言葉が忘れられません。

「よく聞いておけ…勘助、戦の勝ち負けとは、己が誰を裏切り、裏切らぬかではない。
何を守り、何を失うかじゃ」


絵を描くことは描く人間にとって戦であることはみんな感じていることでしょうが。

独身は身内を犠牲にしてでも外の世界を開きます。
でも、新しい家族を選んだあとの人間は同じではありません。

結婚した人間にとって、失う覚悟ができるもの。
それは絶対に身内ではなく、自分自身。
失いうるものはもはや自分自身の中にしか、ない。

表現者の世界では「これしかないからこそがんばれる」
というスピリッツの方が多いので、

結婚して仕事して、それで絵も描きたいなんて、自分は「あれもこれも」と贅沢なだけで、
それに全人生を捧げている人にはかなわない…と環境自体がコンプレックスになります。

でもそういうときに、この台詞が胸に浮かぶ。

もはや自分に失える物は自分自身にしかない状態だからこそ、
常に自分自身について取捨選択を迫られる。

表現についても、常に取捨選択の危機にさらされているからこそ、何が本質なのか常に考える。

何がしたくて、何が必要で、何が惑わされているだけで、何が単なる欲にすぎないのか。

そして、家族や主婦としての仕事を一部捨てるなら、相応の結果を出さなければいけない、と。

失えないものがある人間の表現は、常に背水の陣に立たされています。
引いたら、そこで終了です。

たしかに、失う物はもう何もない人間はとても強い。

でも、失えないものがある人間の強さもあるはずです。

GEISAIに出展している女性の既婚者はけして主流ではないと思います。
「主婦で絵を描いている」と言ったら、
巷ではだいたい趣味と思われるでしょう。

男性だと日曜画家なんて言って、それなりに表現者の一角をイメージされますが、
女性は休日も、家事や育児がありますから。空いた時間の娯楽…といった印象です。

でも、2006年のGEISAI大学では主婦が他に何人もいて
村上さんはそのことに気づいてけっこういるんだねー、みたいなことを言っていました。

さすが世界の村上隆。
その発言が、予言になることを私は信じています。

主婦であることがステータスになるとは思わないけど、
それがキーワードになるようなアートとの生き方がひとつのスタンダードになる日が来るでしょう。

「主婦」という個人の人格を破壊してしまうこの超強力なかたがきを破壊するアート。

昨日はまたぶっこわすアートが来るって話もあったけれど、
次にぶっこわされるのはこの女性観に違いありません。

ガールズフォトみたいな若い女性がその感性を武器にするやり方ではなく、
女性の中でも、結婚し、男性の求めるひとつのニーズを果たす任務を完了した、
「ポスト」ではなく女の子の「アフター」な女性のやり方で。

私の知る限り、女性がその「若さ」と「美しさ」抜きでの女性らしさだけで、
その女性であることが付加価値となった例は芸術でもほとんどありません(女性が主な付加価値でない場合を除く)。
現在アートで女性が注目されていると言ってもそれは
「レディ」でも「マダム」でもなく、「ガール」的なものにすぎません。


女の敵は常に女。
次に破壊されるのは、「ガール」の芸術。
破壊するのはガールの役割を終え、現在は主婦としての役割を求められている女性です。


家庭で料理や子どもの写真をオシャレに撮ってガール的な感性に取り込まれている、
そんな趣味の時代はもう終わりにしましょう。

いつまでも若い感性のまま…そうでなければ所帯臭いおばさんへの道…
そんな価値観は女性が女性を辱めているようなもの。
商業誌が牽引するこれらの感性をぶっこわすにはもはやアートでもってしかありません。

アートは現在のアートを破壊する者によってのみ、歴史の針を進めると思っています。
そしてアートで認められた価値観は、一般社会に必ず下りていく。
村上さんがオタク的な価値観を認知させたように…。


ネオテニイラボの活動は押し込められた女性の欲望と求められる役割との間で引き裂かれた女性の心が主役です。

よって、わたしもその一人として、ガールなアートの時代を終わらせる所存。

次回GEISAIに参加する主婦の皆さん!!
ぜひいっしょにガールズアートを破壊して新たな時代を開きましょう!!


ものすごく若い女性のひんしゅくを買いそうな文ですが、
みんな年を取るんです。結婚したら今までとは全く逆の役割を要求されるのです。
そのとき若さと美しさは女性の本質ではないと分かるでしょう。いずれ…。

そのへんの説明は長くなるので、ネオテニイラボのneoteny?のページに書いてあります。
よかったら見て下さい。
ネオテニイとは http://girl.pya.jp/neoteny/neoteny.html

また、次回の展示プランと今回の作品をホームページに載せました。
ご興味のある方はこちら↓をご覧下さい。

展示プランはMessageのページ、作品はLab.の一番はじめの絵です。
ネオテニイラボ http://girl.pya.jp/neoteny/

2008.09.15(月)14:56 コメント(2)
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オッパイって本当に噴射するんですね。
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>おーはらさん 世代ですかね。なんか自然にそう実感してしまいました。 >と〜ますさん ええ!どなただか気になります!同窓会いきたかったなあ〜。マイナーキャラの私の噂が出たこと自体びっくりですが、どなたとお話ししたのでしょう?今度正体をつかむヒントをください♪
私(男)は、上村ゆかこさんの中学の同級生で、 3年間クラスも全く一緒になった事も無かったのですが、 何かの機会に、10分ぐらい話した事があります。 その時、個性的な子だと、感じました。 同窓会に行った私は、人からあなたの噂を聞き、 ちょっと、検索をしてみて、このサイトにたどり着きました。 内容が楽しく、深く、価値観が合うので、 ちょくちょくこのサイトを見させてもらおうと思います。
それと、赤ちゃんのレベルが上がるにつれ、「泣く」以外のコマンドが増える、というのには笑いました。いい発想だなぁ。
>LUMMYさん ありがとうございます!そうです!あのときおなかにいた子が出てきました。確かに作ったし育てたけど目に見えなかった物が目に見えるようになるのは何とも不思議なものですね。
きゃーーーーーー! おめでとうございます(*´ω`*)   3月のGEISAI#11の時、お腹の中にいたベイビーたんですね☆ 出産という大仕事?お疲れ様でした! そしてこれからの育児も、どうぞご無理なさらずに、ベイビーたんと 一緒に、素敵な人生を!!!
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