
Merry Christmas & A Happy New Year !
今日は、世間では"Xmas"という日みたいなので、当サークルの制作物の中からクリスマスっぽいモノをご紹介させて頂きます。
こちらは、当サークル主宰、故・田中良典による、絵画です。
画像データだと、オリジナルのシールとの差異が判別し辛いですが、一応、116.7×116.7cmの木製パネルに、
背景部分はプリズムのカッティングシートを貼って、キャラクター部分はアクリル絵具で仕上げてあります。
で、この絵画が何故、クリスマスかというと、
田中は生前、「"ビックリマン(悪魔VS天使シール)"は、無宗教国家である(という事になっている)日本で生まれ育った自分が、初めてリアルに体感した"宗教画"であり、初めて夢中でコレクションしたアートであり、優れた宗教画を模写するのは画家として当然」と、語っています。
ヘッドロココがイコンかどうかはともかく、クリスマスカードには良いかも知れません。
この、"西洋文化がグチャグチャに噛み砕かれて離乳食として吸収させられていく感覚"が、とても日本ぽいのです。
今の子供たちは何で学んでいるのか分かりませんが、僕らは西洋文化を"FF"と"ビックリマン"と"聖闘士星矢"で
学んだ世代です。
教科書から西洋文化を学んだ記憶がありません。
サークル名の由来も、西洋の伝説をRPGのアイテムから間接的に学ぶ事になる日本文化の屈折率から来ています。
つまり、"EXCALIBUR"とは、逆説的な意味において、極めて"和風"なサークル名なのです。
勿論、西洋にもオリエンタリズム、ジャポニズムはありますが、この、僕らが知識や感受性を培養された、80年代の
キッズカルチャーが持つ独特の狂気は、何か特殊な気がします。
強いて言うなら、第二次世界大戦後の冷戦下における、催眠的な西洋コンプレックスから大人たちが産み出した怪物に、柔らかく侵蝕されていったようなホラーを感じます。
段々、面倒になって来たので、最後に、この世代を一言で表現出来るようなキャッチフレーズを考えてみます。
「ポストNES」
違うな…。
著作権の問題につきましては、現代美術において著作権を侵犯する手法自体が有り触れた手法で、語るまでも無いので割愛します。
と言うより、疲れたので、またの機会に…。
保護期間が50年だろうが、70年だろうが、500年後から見たら真作も贋作もただの絵だ。
"絵"で在り続けられれば素晴らしいが、大半は存在すら無いと思う。
そもそも、宇宙の端っこの銀河系の端っこの太陽系の端っこの地球の端っこの生態系の端っこの霊長類ヒト科の端っこのクリエイターの端っこに"オリジナル"があると誇りを持てる事が凄い。
あれだけ拘っているんだから、あの"ヒト"だけ、特例で70年にしてあげれば?と、個人的には思います。
きっと、銀河鉄道で宇宙の端から端まで旅しても、ネタがカブっていなかったのでしょう。
皆さんは、今宵、如何お過ごしでしょうか?
自分は、今宵、料金滞納により携帯電話が止まりました。
まぁ、元々、誰からも掛かって来ませんが…。
Merry Christmas & A Happy New Year !!
田中良典「キラキラ」EXCALIBUR