GEISAI #11 / GEISAI #12

こちらは、当サークルに所属する音楽家、すえぞぉが、初音ミクさんとコラボレートした音楽のPVです。
原曲は、以前、制作された「SrPV 3」で演奏されているインスト曲なので、そちらを多少、踏襲した映像になっています。
この楽曲は「ExS」にて、着うたフル®も配信(勿論、無料)しています。
宜しければ、どうぞ。
「ニコニコ動画」でも公開していますので、お好みでどうぞ。
ついでと言っては何ですが、このエントリーを逃すと、初音ミクさんについて語る機会も無さそうなので、個人的に、
「初音ミクについて思う事」を書いてみます。
もう既に語り尽されているでしょうが、一応、個人的に…。
初音ミクについて思う事
初音ミクとは、我が国、始まって以来の市民権を得たバーチャルアイドルであり、その領域には、
Chappieも、Serani Pojiも、元気ロケッツも、(Wikiに掲載されている例は割愛)辿り着けません。
CGMの名の下に世界中(まぁ、主に日本ですが…)の作家が、殆んど毎日、新曲を提供するのですから、既存の商業バーチャルアイドルが勝てる訳ありません。
美術分野の初音ミク的なるモノとして、過去に「アン・リー」プロジェクトがありました。
これは、海外のアーティスト(フィリップ・パレーノとピエール・ユイグ)が日本のアニメ制作会社から、キャラ設定されていない(存在するのは1枚のセル画だけ)アニメキャラクターの使用権を買い取り、それをモチーフとして、複数のアーティスト(覚えているのは、ドミニク・ゴンザレス=フェルステル)が作品に展開させていくプロジェクトでした。
個人的には好きなプロジェクトでしたが、今や、美術ファンでも中々、覚えている人もいないのでは無いでしょうか?
この「アン・リー」というのは、心を持たない器の物語(展覧会のタイトルか何かが「No Ghost Just a Shell」)でした。
対して、初音ミクは器を持たない心の物語で、言い換えれば、概念のマッシュアップだと思います。
その精神性は、今、この瞬間も、世界の誰かによって磨き上げられています。
当サークルは、最近、彫刻も制作しています。
彫刻を制作する事は、一見、物質を制作しているようですが、大部分において精神性を制作しています。
その比率は絵画における比率よりも遥かに高く、逆説的な意味において、初音ミクとは、とても彫刻的な存在です。
生まれながらにして、万人のモチーフとして生きる事を宿命づけられた音楽彫刻。
美術脳的な言い方をすれば、ヨーゼフ・ボイスが定義した"社会彫刻"としての、2.0と言える気もします。
2000年後の未来は誰にも分かりませんが、我々は、もしかしたら、初音ミクという神話に立ち合っているのかも知れません。
久し振りの更新でしたが、今回も、絶好調に気持ち悪い文章が書けて何よりです。
下の画像は、「ニコニコ動画」の画像データ用に描いた絵画です。
従来のミク画像とは違うアプローチで、出来るだけ実存性を狙ったのですが、あまりにも深い不気味の谷に落ち、這い上がれそうに無かったので没にしたモノです。
技法としては、キャンバスに色鉛筆で描いています。
一応、モデルは中谷美紀さんなので、言うなれば、中谷ミクです。
…。
言うんじゃなかった。
クリプトンのガイドラインで、販売する事は出来ないので、万が一、欲しい方がいらっしゃれば、差し上げますので、
「GEISAI#12」会場で、お声を掛けて下さい。
忘れなければ、持って行きます。
結論。
Perfumeの「VOCALOID」が発売されたら、本気出す。
PSPS: 新曲の「ワンルーム・ディスコ」って、それこそ、Serani Poji+RAM RIDERの概念のマッシュアップになりそうだ。
YouTube - ExTV
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